平成30年度 6月会議 報告

2018/07/05

目次

  • 「手話言語条例等が可決!」
  • 「24時間対応のAEDの増設」
  • 「簡易型感震ブレーカー・自動点灯ライト無料配布事業」
  • 「国蝶 オオムラサキ」

「手話言語条例等が可決!」

平成30年度 荒川区議会 定例会6月会議 (6/20~7/5)が終了致しました。6月会議では「荒川区手話言語条例」、「荒川区営運動場の設置、管理に関する条例の一部を改正する条例」など議案12件が原案どおり可決されました。

「荒川区手話言語条例」は、手話は言語であるとの認識のもとに、手話に関する理解促進、手話の普及、及び手話を使用しやすい環境の整備について基本理念を定め、荒川区、区民、事業者のそれぞれの責務を明らかにするとともに手話に関する施策を推進するための基本的な事項を定め、全ての区民が相互に尊重し、心豊かな生活を営むことができる地域社会の実現に寄与することを目的としています。

「24時間対応のAEDの増設」

24時間対応の自動体外式除細動器(AED)の充実が図られる。現在、荒川区内には総数で315台(内 24時間対応数が92台)。これが総数394台(内、24時間対応数171台)となる。24時間営業のコンビニへの導入が大きい。
(コンビニ 4台→83台)コンビニへの導入は7月頃から予定されている。

今後の課題としては更に24時間対応のAEDを増設するとともに、AEDを扱える区民をもっと増やさなければならないと考えます。
地元の防災訓練等では消防団員が中心となってAED講習を実施しています。是非とも防災訓練にご参加頂き、AEDの扱い方や心肺蘇生方法を習得して頂けたらと思います。

目指せ「一番地一人運動」→ 各番地で最低1人以上、AEDを扱え、心肺蘇生方法を習得した住民がいれば万が一の際、救急車到着までの間、尊い命のバトンを繋げることが出来ると思います。

「簡易型感震ブレーカー・自動点灯ライト無料配布事業」

「燃えない、燃え広がらないまちづくり」の推進のため、特に震災時に避難行動をとることが難しい高齢者・障がい者世帯等を対象に、簡易型感震ブレーカー及び停電時に自動で電気がつく自動点灯ライトを無料配布。
【配布対象者】
①65歳以上のみの世帯。
②世帯全員が特別区民税・都民税非課税の世帯。
③身体障がい者手帳・愛の手帳・精神障がい者保健福祉手帳所持者もしくは要介護4以上の認定を受けている方がいる世帯。
【配布方法(予定)】 パンフレットを郵送し、希望者に器具を配布。設置希望があった場合には訪問設置。
【実施期間(予定)】 平成30年度9月~32年度までの3年間。

「国蝶 オオムラサキ」

過日、国蝶であるオオムラサキの観察に行って参りました。
実物を見るのは初めて。大きくて、羽の色がとても鮮やか(雄)!
しかも人懐っこい?!

場所は荒川自然公園の一角。
リバーサイドロータリークラブの会員様やオオムラサキを愛するボランティアの皆様が愛情を込めてお世話をされておりました。オオムラサキの幼虫はエノキの葉っぱしか食べないそうです。
成虫になるとクヌギ、コナラ、ニレ、ヤナギなどの樹液に集まったり、クリ、クサギなどの花を吸蜜するそうですが、この観察場所では、会員の皆様がエノキを鉢に植え、蜜は完熟バナナを毎週持ち込み、飼育に大変ご苦労されておりました。
そのかいあって区内、区外のたくさんの親子連れが訪れ、観察しておりました。