平成30年度11月会議報告

2019/01/08

目次

  • 11月会議報告
  • 荒川遊園改修工事スケジュール(予定)

11月会議報告

平成30年度 荒川区議会 定例会11月会議(11/28~12/11)、並びに12月緊急会議(12/20~12/21)が終了致しました。
11月会議では「一般会計補正予算」、「老人福祉センター、高齢者通所サービスセンター等の指定管理者の指定」など議案10件、そして12月緊急会議においては「荒川総合スポーツセンター大規模改修工事請負契約」議案4件が原案どおり可決されました。
そして私、竹内あきひろは一般質問にて観光施策の一環としての「地域活性、区内回遊性向上が期待できるシェアサイクルの導入」、災害対策の更なる強化として「各地域におけるペットの一時預かり場所の確保」、「優先順位をつけた家具転倒防止器具の更なる普及」等に関して質疑を行いました。
下記記載。


竹内質問)

地域活性、区内回遊性向上が期待できるシェア・サイクル導入について、区の見解を問う。

区長答弁)

荒川区は、地場産業として自転車製造業が高度に集積し、発展してきた歴史を持ち、自転車は区民の生活に深く根ざしているものと考える。
近年、共有経済、シェアリング・エコノミーと呼ばれるモノやサービスを共有化する経済システムが、大量生産・大量消費の時代をへて再評価され、様々な分野においてこの概念に基づいた新たなサービスが生まれてきている。
その潮流の中で一台の自転車を複数人で共有するシェアサイクルが我が国においても急速に広がりをみせている。シェア・サイクルは所定の駐輪場所であるサイクル・ステーション間を自由に往来でき、区内外の交通利便性の向上や、既存の公共交通機関の補完、観光客の増加などが期待される。
また、区民の利便性向上にとどまらず、環境交通によるまちの低炭素化や放置自転車対策、観光振興など多方面にわたり効果が見込まれるシェア・サイクルについて、近隣自治体の動向等を勘案しつつ、そして区内自転車関連事業者に配慮しながら、積極的に検討を行っていく。 

竹内質問)

避難所のほかに、ペットの一時的な預かり施設が必要と考えるが区の見解を問う。

部長答弁)

避難所に動物が避難した場合にアレルギーや動物が苦手な方にとって、動物の鳴き声やにおい等が精神的な苦痛となるなど、避難所で動物と一緒に避難生活を送ることが、困難なことも想定されることから、例えば、動物救護センターを設置する荒川自然公園以外での受け入れ可能な一時預かり場所の確保も必要になると考える。
いずれにしても飼い主がペットとともに、安心して過ごせるよう、避難体制の一層の充実に向け取り組んでいく。 

竹内質問)

家具転倒防止器具の設置状況と優先順位を付けた更なる普及について区の見解を問う。

部長答弁)

区では、平成23年度から助成事業を開始し、累計では483件の実績となっている。
また、区内の設置状況については、設置率34.8%となっている。今年度10月から、家具類の転倒・落下防止器具や簡易型感震ブレーカー取付の助成事業、緊急通報システムや手すりの取付助成といった高齢者住宅改修給付事業など各部で実施している高齢者向けの屋内安全対策助成事業をまとめたパンフレットを作製し、65歳以上の高齢者の方のいる全世帯に個別配布するなど普及に努めている。
今後も対象を絞ったアプローチをするなどより効果的な普及啓発に向けて工夫をしていく。

荒川遊園改修工事スケジュール
(予定)

平成30年12月~31年6月・大型遊戯施設等撤去工事
平成31年 3月~32年3月・造成工事・幹線設備工事
平成31年 5月~33年4月・大型遊戯施設設置工事
平成31年12月~33年6月・園路・広場整備工事
平成32年 3月~33年5月・建築・増改修工事
平成33年 夏 リニューアルオープン