平成30年度 2月会議 報告

2019/02/11

目次

  • 平成31年度 荒川区予算 報告
  • 東京女子医大移転後について

平成31年度 荒川区予算 報告

平成31年度の一般会計予算は「輝く未来の礎予算」と位置づけ、1,022.9億円の予算編成となりました。
総合スポーツセンターの大規模改修や児童相談所の開設準備費等前年度と比べ28億円、2.8%の増となります。一般会計と特別会計を合わせた全会計の予算規模は1,494億円となります。

この度の予算は区民の健康推進や福祉の充実、子育てや教育環境の整備、産業振興、環境対策、文化振興、防災・防犯、まちづくりなど、区政の重要課題に取り組む予算とし、実施計画に掲げた事業や区民ニーズに対応する新規・充実事業などに重点的かつ効果的に予算が配分されます。
この予算に関する特別委員会が2月25日から始まり計7日間にわたり審議を行ってまいりました。

 平成31年度予算に賛成するにあたり、下記の点を要望致しました。
まず、日暮里もみじ橋のすみやかなバリアフリー工事、また閉鎖型喫煙所への変更。公立・私立問わず全保育園のメール配信、そして3歳児健診における眼科検査の充実。
 また、災害時、大切な通信機器となるMCA無線の配置基準の見直し、見守り支援員銭湯派遣事業の拡充、医療・介護の切れ目ないサービス提供の一環として利用者とその家族の立場に立ったICTを活用した情報共有システムの更なる活用、荒川遊園通りの地域経済支援、並びに子どもプール活性策としてのスケートパーク施設の設置、災害時医療体制整備事業としての緊急医療救護所における人員確保策として仮称「OB/OGの元医療従事者人材バンク」の創設、シェアサイクルの環境、観光の視点に立った積極的活用等々について。

実現にむけ、しっかりと取り組んで参ります。

東京女子医大移転後について

荒川区は2021年度、足立区に移転する「東京女子医科大学東医療センター」の跡地にベッド数200床以上の大型病院誘致に向け、医療機関の公募をおこなってまいりました。
公募にあたり医療機関の条件として財政基盤がしっかりしている、過去5年間の運営実績がある、200床以上のベッド数を有し、災害拠点病院としての機能を整備する、内科、外科、小児科などの外来診療や急性期の治療から回復期の治療、近隣の大学病院などとの連携がある等々を条件に公募をおこない、この度、正式に医療法人が決定致しましたのでご報告致します。

事業者名:社会医療法人社団 正志会(せいしかい)
連携大学病院:日本医科大学付属病院(文京区千駄木)

病院名はこれから決定致します。
ちなみに同医療法人が経営する病院は荒川区南千住「東京リバーサイド病院」、北区西ケ原「花と森の東京病院」、葛飾区立石「平成立石病院」、葛飾区亀有「葛飾リハビリテーション病院」等がございます。
今後は新医療法人が荒川区の地域医療のかなめとして、区民の健康維持・向上と将来的な在宅医療などの体制が充実することを期待するとともに、そして私竹内あきひろも利用者やその家族が真に安心できる医療・介護連携強化にむけた取り組みを行って参りたいと思います。